書き起こすよりも、むつかしいこと。
言葉選びのむつかしさ。
自分で書き起こすよりも赤字を入れるむつかしさ。
言葉そのものとの向き合いに加えて、言葉に向き合った人に向き合うむつかしさ。
1日だいたい1万字以上は、記事校正をするようにしている。
なぜそう直したほうが良いのか文法でクリアに説明できることもあれば、この方が読み手が理解しやすいだろうからというような外的要因によることもあれば、柔らかさと堅さのバランスのときもあれば、単純に許しがたい言い回しというのも実際ある。理由がどうであれ、書き手がどれだけ若人であれ、丁寧な説明と修正をもって相手に納得してもらわなければいけない。相手が1クラス分くらいいるので楽ではない。でもきっと好きなんだなこの仕事。意外と投げ出さない自分に気付く。
主語迷子。
段落つなぎの梯子外し。
体言止めバージン。
良くある修正点に名称をつけてみた。
日本語だけでもこんなに苦労しているのに、仕事で常用する英語に加えて、4言語をちょこちょこ勉強して、たまに非常にくだらない駄洒落を思いついたりする。
さて、ギターでも弾くかな。酷暑。