吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

数字で可視化することの有効性.

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たくさんの人が年初めの所信表明というものをしていると思うのだけど、どれくらいの人がそれを①数字で計っていて、②年間スケジュールに落としていて、③年度の途中で振り返って、④上方修正や下方修正といったリプランニングをしているのかということがふと気になって仕方がなくなってしまった。

 きっかけはダイエットで、昨12/11から開始。
・ゴールを明確にしつつMAX値、基準値、MIN値みたいな設定で幅を準備
・期間を区切った目標値のプロット(グラフはモチベーションを上げてくれる)
・そこに至るためのソリューションの研究とリスト化
・効果確認のための実験(Aの効能を証明するときA以外の変数を与えない等)
・ジムや漢方など必要コストの割り出し
・ルール決め(食、数値計測条件、捨てるもの・やめること等)
・想定される増量要因の事前リスト化(ホルモンバランスや旅行など)と対策
これ以上細かくしてもあれなので割愛。

食事に関する統制を考えるにつれ実感したのは大人になってすごく贅沢になってしまっているなあということ。食べたいときに食べたいものが食べられる、それが高級かどうかという縦の指標というより、今日は中華、明日はパスタといった横の指標的なものとして自由が私たちを狂わせていることは少なからずある気がした。そうゆうことを数字で縛って、短期のプロットで自分にフィードバックを加えるのは非常に楽しい。周りの人には、ちょっとおかしいレベルと言われるけど、そんなの私は昔からそう。

この快感が横展開して、2018年の数字可視化ブームが私に訪れている。
「I want + 数値で可視化」施策。
I want というのは、もう18年くらい前に従姉に教えてもらったもので、「このくらいの年齢のときに"I want"で始まる欲しいもの、やりたいことを100個くらいリストにしておいて、それが叶って消していったり、大人になって見返すと面白いよ」と。すぐやった。新しいバレエシューズが欲しいというようなものから、NYに行きたい、ユニセフでフィールドワークしたいみたいな将来目標のようなものまでいろいろ書いていた。そして、人間とは不思議なもの、100個もリストは埋まらなかった。

それで、そのI wantを年間目標としてリスト化しながら、より具体性を持って数値目標もつけようというのが今年の手法。冒頭の写真のようにまずはざっと書き出して、その後はgoogleスプレッドシート(通称スプシー)で細分化し、スケジュールに落としていく。年間で2回やりたいことは半期ずつでいいのか、前半や後半に寄せたほうがいいのかということや、回数多めのものは月単位や週単位に落とす。文法はともかく英語で書いて行動をシンプルに分析するのがおすすめで、私はwant to go... が多い。だから意識的にstudy, learn, develop, tryなどをこれからもっと加えて、自分の見たことのないところへ行き、そのログを味わいたい。

すごくたのしいよ、これ。