吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

”Sing Street”.


SING STREET - Official US Trailer - The Weinstein Company

大変青臭い映画で、途中、男の妄想なのか現実なのか見極めのつかないようなシーンがゆっくりと挟まり、私は好きです。

シンガポールの行き帰り、キャセイ航空に乗ったおかげでアメリカ映画よりも、イギリス映画と香港アクション映画のラインナップが多く、そのうちの一つが2016年公開の本作品でした。1985年のダブリンを舞台に繰り広げられる音楽コメディで、ひとめ惚れしてしまった年上の女の子を口説くために男子高校生がバンドを始めるというもの。

主人公の垢抜けなさと可愛さが、若かりし頃のポール(ポールと言えばポールマッカトニー)のような感じで、ピンク色の頬が見ていてとても癒される。男ってバカよねと言っていそうで実は物語のなかで女の子の無鉄砲さが露わになるストーリーもとてもいい。終わり方もアメリカ映画とは一味違って良かった。


1980年代といえば私が母にUKロックで育てられた時代。
音楽は言わずもがな、最高でした。