吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

今年はもう一度, 舞台論.

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毎年言っている気がするけど、今年はまた踊りたい。コンテンポラリーダンスという近年少しずつ市民権を得始めた気がするジャンル。

 

認知率の上昇は、きっと菅原小春さんや土屋太凰さんのおかげ。それまでずっと「シンクロの団体を床でやっている感じです」と説明してきた。それでもそのたびに「ああ創作ダンスね」と体育の授業でやったあのよくわからないシーンを回顧されるからなんかなんだかなあと思っていた。12歳からは部活、18歳からは舞踊団を立ち上げて、でも24歳からは本気でやる機会を逸している。それは仲間達がそれぞれの人生を歩み始めたからなんだけど、でも今だからこそカラダづくりさえもう一度やればもっといいものが創れる気もする。

みんなあれから色んな人生の変化があって、恋愛とか失恋とか結婚とか出産とか離婚とか就職とか移住とか病気もして、ときに人間関係で裏切られたり、もう一度大自然の偉大さに心奪われたり、ロハスになったり、日本から離れたり、踊りたいと心が突き動かされるようないい音楽がどんどんリリースされていたり。

私の専門はコンテだけれど舞台論を語り合える機会があるならぜひ誰かとじっくり話したい。作品のテーマ、構成、振りそのもの、会場、空間、照明、衣装、尽きない項目がそこにはあって、すごく深いし面白い。

12歳が踊るコンテは凄くかわいい、そこにいるだけで生きるエネルギーみたいなものが舞台から客席に流れ込んでくる。次第に中二病の香りがプンプンする作品が増えるんだけど、これがまた18歳になると何かを知っちゃうのか体つきも変わって妙に妖艶になる、これはもう30歳を過ぎたらいろいろ複雑に絡み合って超楽しいと思うんだよね。

 最近はこれで踊りたい。

Ryo Sonoda - nationalism (Youtube Edit)

人生は予測できないことや、ある瞬間に願いがかなう瞬間があってまだまだ面白いと最近思う。そうゆうことがあるとやっぱり踊りたい。あと、夕焼けや朝焼けに出会ったとき。