やめることへの挑戦.

何か新しいことを始めるのと、何かをやめるのと、そのどちらが難しいかは人によるところだと思う。
実にその人の人間性の本質を突くような選択になる。

で、私は圧倒的に「やめること」が出来ない。諦めの足りない人間として生き続けてきた。それで怒られたこともたくさんあって、「両立」とか「併行」というフラットからポジティブの間に存在する言葉では語り切れない。

でも今年は色々やめようと思って、本棚の本を一段ずつ全部出して一生遺すかどうかという選択肢で自分に迫って「違う」と判断したものを処分したり、持ち物も種類によって何個まで所有可と数で仕切ってみたり、毎朝一通ずつメルマガを配信停止している。メルマガって配信当初や、この領域は無知の知を意識しようって思い続けられるもの以外はただの空気になる。見もせずにdeleteしていて、その数が毎日10件を超えたあたりで飽和している。もうどんどんやめる。さよなら。

やめれば自分の時間にも心にも空白が生まれて、それがたまらなくいい。ここに新しい何をもってこようかとわくわく妄想をめぐらす、まあでももう少しこの足りてない感じを今はたのしもうかな。