吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

Pyeong Chang Olympic 2018.

f:id:angEllie:20180210231620j:plain

Pyeong Chang Olympic 開幕おめでとう。

2011年に開催が決まってからというもの、色々あったけれどこうして無事に開会式を迎えることができた。"Passion. Connected"というテーマを掲げて象徴的に、統一旗を。恐らく多くの人が感動や「ついに」という気持ちを感じただろうと思うのだが、なんだろ私は涙が止まらなくなってしまい、その昔、とても可愛がってくれた韓国人のおばあちゃんの南北に関する話を思い出して、彼女が生きていてこれを見れたら良かったなあと思ったら声を出して泣いてしまった。

聖火台に上る二人の選手の歩幅が次第にずれていく様に私だけではなく、みなさん不安を感じたのでは?と思うが、到着した先にキム・ヨナがいて、彼女がまた珍しく緊張している感じがして、彼女のこれまでの葛藤や努力を思ったらまた泣けた。

オリパラに対する個人的な思いは格別だ。実はスポーツにはあまり興味ないんだけど、開催地に選ばれた国がオリパラを通じてどんなメッセージを発信するのか、どんな文化を世界に伝えるのかという点において異常なまでの主体性をもって興味がある。だからこそ、2005年からずっと東京の招致活動に関わってきたし、2009年秋は涙をのんだし、2013年秋はあえて冷静さを装ってニュースを見つめつつも東京決定に声も出ないほど泣いた。正直、2018年冬季が@韓国で、2020年夏季が@東京というアジア大陸二大会連続は難しいかもしれないと思っていた。
そして今も自分の仕事のターゲットを"2020"と決めて暮らしている。

そういえば、リオのときに難民選手団が出てきたときも泣いた。
東京はどんなメッセージをのこせるかな。人に笑われようともやっぱり世界平和を模索し続けたい、多様性についての日本の理解というものをしっかり表したい。

さて、ぴょんちゃんはとっても寒そうだし、冬季五輪は夏季五輪よりも危険なスポーツが多いので大きな怪我なく大会が終わり、統一旗を掲げた人たちにとって最後まで素晴らしい大会となりますように。