吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

図書館通い.

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本屋と図書館、どっちが好きか。ぜひ妄想いただきたい。

個人的にはどちらかといえば図書館。好きなのは大学図書館の階下書庫。ボタン一つでウィーンと動く天井まで続く本棚と本棚の間に挟まって、キャスターと階段の付いている脚立に腰掛けて本を読んで過ごしたい。

外が明るくなろうが暗くなろうが構わずというか分からず没頭する感じ。絨毯のあるところで駄目人間になりながら読むのもまたいい。
大学時代、いろんな大学図書館ホッピングした。え、どうやって?というのはさておき、本郷も三田も魅力的な図書館で、しかし母校の図書館もまた素晴らしいものだった。同級生たちが試験勉強に取り組む側で、国際政治や刑法の専門書に溺れていつまでたっても勉強が手につかなかった。試験範囲と全くかぶらず、毎度試験当日の明け方ぐらいにOops, I did it againとその瞬間なるけど今は後悔してない。

パブリックな図書館だと、広尾の都立中央図書館国立国会図書館もよくいったけどここらは借りられない悔しさがつきまとう。渋谷区立中央図書館は、原宿竹下通りをクッと曲がったところにあって、穴場。あそこはこじんまりとした階下書庫が魅力的。そんなに広くない場所にぎゅっと本が詰まっていて、わりと洋書が多い。

大学で授業を終えてまずは目の前の神田古書店街で一通りぶらっとして、九段下方面に向かって桜の綺麗なところから皇居のほうへ入り、堀沿いを溜池まで歩き、多いときはその間図書館を二つホッピングして、六本木に行くというあの豊かな日々よカムバック。

そんなわけで私は図書館が欲しいし、作りたい。