吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

『ソウルメイト』読了.

ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察 (PHP文庫)
 

自己啓発書とビジネス書と漫画をほぼ読む意思なく生きているわたくしが、普段絶対読まない系統の本をごくたまに読んでみるテスト。スピリチュアルな話のなかに何を見出せるのかと思ったけども、なんと、たった一つ発見がありました。

そもそもソウルメイトという概念は、人間の本質が肉体を超えて存在する何かであるという"トランスパーソナル"な人間観を認めることによって成立するらしい。

あなた、認めていますか、トランスパーソナルな人間観。
ごめんなさい、やや笑い含みに書いていることにお赦しを。

いや、実のところ、私、トランスパーソナルな人間観認めちゃっている。その理由は、ここ1年で身内の死を体験して、肉体からの解放みたいなことを考えすぎたせいでもあり、第六感的なものをずっと前から当然と思ってきたからかもしれない。この地球上にコミュニケーションツールが溢れているにもかかわらず、それらを駆使しなくても対話できる相手がたまにいる、そうゆう。つまり、そうゆうそれ。あえて言語化せず代名詞にて代用します。

そしてこの本での発見というのは、ソウルメイトというのはポジティブな関係だとばかり思ってきたのだけれど、そこにはそうではない関係も存在するということ。今世で試練を与え合う仲や、痛め合う存在なども含めソウルメイトなのだということ。いや、そんな関係要らないよ、本当に。そんな理解で、この世の不条理を受け止めたくないです。

途中、"恋"と"愛"の違いについても述べられているけれど、これについてはこの本の見解よりも桑田佳祐氏の「愛という字は真心で、恋という字は下心」を支持します。

それでは、お聴きください。
サザン・オールスターズで "SEA SIDE WOMAN BLUES".

SEA SIDE WOMAN BLUES

SEA SIDE WOMAN BLUES

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読書の信念、貫こうと思った。テスト失敗。