吸収と表現の毎日

人生の余白を文字と旅で埋めていきたい

香港大学へ.

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ずっと行きたいと思っていた香港大学を訪問。
孫文の母校。どんな雰囲気かというと、外側は日本だと東工大みたいな、中に入っていくと東大駒場キャンパスの新しい校舎のあたりの感じ。ちょっとオアシスがある感じ。なかなか素敵だった。

本当は授業に潜りたかったのだけど、旅の余白時間に家族総出で訪れたのでそれは断念。いつかあそこで授業を受けたい、文化人類学とか、歴史とか、或いは医学。中文大学に比べ圧倒的にグローバル、実はこの前日に香港理工大学にも行って、建築・都市工学な夫から蘊蓄を話してもらいつつザハ・ハティドの建てた校舎の一つを見学。異様な形で、ぐにゃりと曲げられた金属感にダリの絵を見たときのような感覚を思い起こさせた。
さて、香港大学の話に戻ると、残念ながらVisitor Centerは既にしまっており、香港大学のフード付パーカーと大学マスコットのクマを買えずに再訪の決意をしたが、運良くBook Centerに行くことができて、日本で見つけられなかったDiversity in Educationに関する基本書を発見することができ、迷うことなく購入。というかその類のテキストが大変に多い。障害者教育や共生といったテーマがテーブルにずらっと。文字だらけの基本書もあるけれど、イラストが主体となって色合いもポップなテキストもあって学び方に多様性がある感じがとっても良かった。ジョークの効いたトートバッグもつい購入。

そして何よりBook Centerの壁のメッセージに惚れた。英文だとシンプルすぎるメッセージも、中国語で書かれるとググッと着ちゃう。ここ大学なんだぜ?羨ましい。

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ひとりでにやにやしながらずっと見ていたら、レジカウンターのスタッフに「いいでしょ」と言われた。これまさに、私の人生の本質である。